双子の出産

双子の出産は、単胎の出産とは違ってきます。

まず初めに、経膣分娩ができるかを判断しなければなりません。
もしも、いろんな事情で経膣分娩ができない場合は、帝王切開へと話が運ばれていきます。

特に初妊婦さんで、双子を出産する場合など、不安も沢山あると思いますが、分娩の仕方など意見を取り入れてくれる病院も多いと思います。
大事な出産ですから、納得がいくまで、先生などと話し合ったほうがいいでしょう。

その一方で、母体も双子の様子も順調であっても、双子は帝王切開という方針になっている病院も少なくはないでしょう。
これは、なぜなのでしょうか?

それは、双子の出産には単胎の出産などに比べて、危険を伴う場合が多いからです。
つまり、病院側の勝手な理由と言うわけではなく、赤ちゃんやママのことを心配しての方針なのです。

そんな事が言われている中でも、無事に単胎の出産と変わらず、経膣分娩で1人ずつ順番にとりあげたというケースも沢山報告されています。
また、帝王切開で赤ちゃんを取り出す方法も、単胎の場合と何も変わらないのです。
むしろ、双子の出産の方が、子宮が大きくなっている分、単胎に比べて早く終わる事も多いようです。

少し気になるところと言えば、双子でも、ちゃんと、おにいちゃん・おねえちゃんが決まっていますが、これはどのように決められているのでしょう?
これは、子宮口に近い子がおにいちゃん・おねえちゃんとなるわけです。
しかしまれに、取り出しずらいなどの理由で、順番が変わってしまうこともあるようです。

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